高山市議会 > 2022-09-30 >
09月30日-05号

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  1. 高山市議会 2022-09-30
    09月30日-05号


    取得元: 高山市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-26
    令和4年第6回定例会令和4年第6回高山市議会定例会会議録(第5号)=======================◯議事日程 令和4年9月30日(金曜日)午前9時30分開議第1 会議録署名議員の指名第2 議第54号 高山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について第3 議第82号 高山市副市長定数条例の一部を改正する条例について        (以上総務環境委員会報告)第4 議第56号 財産(ペレットストーブ)の取得について第5 議第57号 調停の成立について        (以上福祉文教委員会報告)第6 議第55号 高山市企業立地促進条例の一部を改正する条例について        (以上産業建設委員会報告)第7 認第 1号 令和3年度高山市一般会計歳入歳出決算について第8 認第 2号 令和3年度高山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について第9 認第 3号 令和3年度高山市地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算について第10 認第 4号 令和3年度高山市学校給食費特別会計歳入歳出決算について第11 認第 5号 令和3年度高山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について第12 認第 6号 令和3年度高山市観光施設事業特別会計歳入歳出決算について第13 認第 7号 令和3年度高山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算について第14 認第 8号 令和3年度高山市水道事業会計利益の処分及び決算について第15 認第 9号 令和3年度高山市下水道事業会計決算について第16 議第58号 令和4年度高山市一般会計補正予算(第5号)第17 議第59号 令和4年度高山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)第18 議第60号 令和4年度高山市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)第19 議第61号 令和4年度高山市観光施設事業特別会計補正予算(第1号)第20 議第62号 令和4年度高山市水道事業会計補正予算(第1号)第21 議第63号 令和4年度高山市下水道事業会計補正予算(第1号)第22 議第83号 令和4年度高山市一般会計補正予算(第6号)        (以上予算決算特別委員会報告)第23 議第84号 ごみ処理施設建設敷地造成工事請負契約の締結について第24 議第65号 教育委員会委員の任命について第25 議第66号 固定資産評価審査委員会委員の選任について第26 議第67号 人権擁護委員候補者の推薦について第27 議第68号 人権擁護委員候補者の推薦について第28 議第69号 人権擁護委員候補者の推薦について第29 議第70号 人権擁護委員候補者の推薦について第30 議第71号 人権擁護委員候補者の推薦について第31 議第72号 人権擁護委員候補者の推薦について第32 議第73号 人権擁護委員候補者の推薦について第33 議第74号 人権擁護委員候補者の推薦について第34 議第75号 人権擁護委員候補者の推薦について第35 議第76号 人権擁護委員候補者の推薦について第36 議第77号 人権擁護委員候補者の推薦について第37 議第78号 人権擁護委員候補者の推薦について第38 議第79号 人権擁護委員候補者の推薦について第39 議第80号 人権擁護委員候補者の推薦について第40 議第81号 人権擁護委員候補者の推薦について第41 議第64号 副市長の選任について第42 陳情第9号 聴覚障害者用防災ベストの配布についての要望書  ================◯本日の会議に付した事件 1 日程第1 会議録署名議員の指名 1 日程第2 議第54号及び   日程第3 議第82号    総務環境委員会報告 1 日程第4 議第56号及び   日程第5 議第57号    福祉文教委員会報告 1 日程第6 議第55号    産業建設委員会報告 1 日程第7 認第1号から   日程第22 議第83号まで    予算決算特別委員会報告 1 日程第23 議第84号 1 日程第24 議第65号 1 日程第25 議第66号 1 日程第26 議第67号から   日程第40 議第81号まで 1 日程第41 議第64号 1 追加日程 議第85号 1 日程第42 陳情第9号  ================◯出席議員(24名)   1番             片野晶子君   2番             水野千惠子君   3番             石原正裕君   4番             笠原 等君   5番             西本泰輝君   6番             松林 彰君   7番             中谷省悟君   8番             伊東寿充君   9番             谷村昭次君  10番             西田 稔君  11番             沼津光夫君  12番             榎 隆司君  13番             山腰恵一君  14番             渡辺甚一君  15番             岩垣和彦君  16番             中筬博之君  17番             倉田博之君  18番             松山篤夫君  19番             上嶋希代子君  20番             車戸明良君  21番             水門義昭君  22番             橋本正彦君  23番             中田清介君  24番             小井戸真人君  ================◯欠席議員(なし)  ================◯説明のため出席した者の職氏名  市長              田中 明君  副市長             西倉良介君  企画部長            上田和史君  総務部長            荒城民男君  財務部長            平野善浩君  市民活動部長          西永勝己君  福祉部長            川原幸彦君  市民保健部長          橋本 宏君  環境政策部長          小林一正君  農政部長            林 篤志君  林政部長            東野敏朗君  商工労働部長          倉畑政之君  飛騨高山プロモーション戦略部長 清水雅博君  建設部長            中垣内一君  都市政策部長          北村幸治君  水道部長            池之俣浩一君  会計管理者           北村 鋭君  教育長             中野谷康司君  教育委員会事務局長       田中 裕君  消防長             松山孝生君  ================◯事務局出席職員氏名  事務局長            川田秀文君  次長              二村伸一君  書記              中田ひろみ君  自動車運転職員         櫻本明宏君  ――――――――◯――――――――     午前9時30分開議 ○議長(水門義昭君) これより本日の会議を開きます。  ================ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(水門義昭君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、山腰恵一議員渡辺甚一議員を指名します。  ================ △日程第2 議第54号 高山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について △日程第3 議第82号 高山市副市長定数条例の一部を改正する条例について ○議長(水門義昭君) 日程第2 議第54号 高山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について及び日程第3 議第82号 高山市副市長定数条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題とします。 総務環境委員長の報告を求めます。 山腰総務環境委員長。   〔13番山腰恵一君登壇〕 ◆13番(山腰恵一君) ただいま議題となりました条例案件2件について、去る9月21日、総務環境委員会を開催し、審査いたしました。その経過と結果について御報告申し上げます。 議第54号 高山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例については、地方公務員育児休業等に関する法律等の改正に伴い改正しようとするもので、審査においては、育児休業の場合、給与が支払われるのかとの質疑に対し、育児休業中の給料の支払いは、基本的には無給になるとの答弁が、また、育児休業の対象人数や取得の状況はとの質疑に対し、正規女性職員育児休業の取得率は100%。男性職員は50%の取得を目標として取組をしているが、令和3年度の実績として14.3%の取得で、目標とは隔たりがある状況である。また、非常勤職員は、育児休業の制度ができてから取得に向けた取組をしているが、過去には女性職員が1名、育児休業を取得し、現在、復職をしている。また、現在、1名の女性職員育児休業を取得中であり、さらにもう1名の女性職員育児休業の取得を検討している状況であるとの答弁が、また、特に男性職員の取得率が低いことについての課題はとの質疑に対し、全職員が制度を理解して取得を進めていける環境整備が必要であり、研修の実施や定期的に周知を行い、育児休業を取得しようと思っていただけるような環境整備に努めている。また、職場の理解を進めながら休暇取得する職員を職場全体でカバーするというようなことにより、ワーク・ライフ・バランスの実現も目指していきたいとの答弁がありました。 また、産後パパ育休の申出期限はとの質疑に対し、今までは1か月前までに申出が必要であったが、今回の改正により、2週間前までに申し出ていただければ、取得できることになるとの答弁が、また、両親の育児休業の期間が重なるようなことも想定されるが、そういった取得の柔軟性に対する考えはとの質疑に対し、以前はどちらか一方しか育児休業を取得することができなかったが、今は両親どちらも育児休業を取得することが可能となっているとの答弁がありました。 以上のような審査の結果、議第54号については、全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第82号 高山市副市長定数条例の一部を改正する条例については、副市長の定数を1名から2名に見直しをするため改正しようとするもので、審査においては、副市長の任期はとの質疑に対し、地方自治法第163号の規定により4年と規定されているとの答弁が、また、2名の副市長を内政部門と外政部門の担当に分けるという説明であったが、内政と外政の考え方はとの質疑に対し、外政を担当する副市長には、市長が対応できないような場合の市長代理として、外部の催しや会合等への出席、プロモーション的な活動など、外向けの活動を行う部署の担当を考えており、内政を担当する副市長には、しっかりと庁内の事務関係の決裁や意思決定の関係の決裁を全て見ていただくことを考えているとの答弁がありました。 また、副市長を2名体制とするメリットと懸念する事項をどのように考えるかとの質疑に対し、メリットとしては、高齢化などの地域課題が増えている中で、ウィズコロナアフターコロナと言われる社会の構築に向けて、副市長が市長の職務を補佐しながら、今まで以上に地域課題の把握にも努めることができる。また、課題の解決に向けた対応ができるような体制を取っていきたいと思っている。しかしながら、重要な案件の処理の場合には、両副市長の合議を得る必要も出てくるため、事務処理的に時間を要する場合も出てくるかとは考えられるが、日頃から情報共有に努めるとともに、定期的な打合せも行い、事務処理に遅延が起きないよう努めていくとの答弁がありました。 また、今回、理事職は置かないということであるが、これまでの理事職の立ち位置がどういうものであり、副市長の2名体制との関連はとの質疑に対し、理事職については、各部局へ指導助言をすることや、公共施設等総合管理計画の推進本部などの23ほどある会議の主宰、また、三役が入る庁議などの会議に向けて、部長などの意見をまとめる政策調整会議の主宰が理事の役割であった。今年度も欠員となっている中で、こうした会議は各担当部長が主宰をしたり、企画部長が主宰をする形で進めていたが、副市長にお願いする部分も出てきている。理事が行ってきた会議の主宰や仕事については、理事から部長に下ろすということも想定をしており、副市長に戻すもの、部長に権限を下ろすもの、そういう整理をこの際していきたいとの答弁が、また、理事職と副市長のすみ分けといった論点からの質疑に対し、國島市政12年間の中では、課題が多岐にわたり、新たな課題への対応もあった。各部長を中心にそれぞれの部局で対応を進めてきていたが、部局間同士の調和や政策合意、取組という課題が大きくなってきており、政策的な調整を理事に担ってもらっていた。副市長は市長を補佐する立場で、対外的なものも内部的な調整も含めて担っていたが、特に主要な課題については、理事が一度、内部調整をした後に、副市長・市長協議という手順で進めてきた。新たに副市長が2人となり、内政と外政のすみ分けをする中で、内部の調整は今度は1人の副市長が中心となって行うことで、すみ分けができると考えているとの答弁がありました。 以上のような審査の結果、議第82号については、全員一致で可決すべきものと決しました。 以上で、総務環境委員会の報告を終わります。   〔「ここが違った」と呼ぶ者あり〕 ◆13番(山腰恵一君) 失礼しました。訂正をさせていただきます。 先ほど、副市長の任期はとの質疑に対し、地方自治法第163号と呼んでしまいましたけれども、地方自治法第163条に訂正をさせていただきます。 ○議長(水門義昭君) 総務環境委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、ただいま委員長報告のありました議第54号及び議第82号の2件について、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御異議なしと認めます。よって、議第54号及び議第82号の2件については委員長報告のとおり決しました。  ================ △日程第4 議第56号 財産(ペレットストーブ)の取得について △日程第5 議第57号 調停の成立について ○議長(水門義昭君) 日程第4 議第56号 財産(ペレットストーブ)の取得について及び日程第5 議第57号 調停の成立についての2件を一括議題とします。 福祉文教委員長の報告を求めます。 榎福祉文教委員長。   〔12番榎隆司君登壇〕 ◆12番(榎隆司君) ただいま議題となりました事件案件2件について、去る9月22日、福祉文教委員会を開催し、審査いたしました。その経過と結果について御報告申し上げます。 議第56号 財産(ペレットストーブ)の取得については、校舎長寿命化改修に伴い、江名子小学校に26台、三枝小学校に23台、計49台のペレットストーブを購入するもので、審査においては、これまでも小中学校にペレットストーブを導入してきたが、使い勝手、暖房効率等どのように評価しているのかとの質疑に対し、ペレットストーブは、スイッチを押すと着火し、温度調整なども可能であり、学校へ導入してから長い期間がたつが、効率よく使用されている。また、燃焼によって出る灰の処理については、専用の掃除機を導入するなど、日常的にメンテナンスが行われている。なお、ペレットストーブの初期の立ち上がり時に少し温度が低い状況もあるが、寒いときにはエアコンを補助暖房として使用できる取扱いとしているとの答弁が、また、ペレットストーブ本体ペレット燃料を地元で調達することが難しい状況の中で、今後もペレットストーブを導入する方針なのかとの質疑に対し、これまで地元の材から取ったペレットを加工し、地元の学校で使うことによって、地産地消、さらに、地球温暖化の抑制にも資するということで、ペレットストーブの導入を進めてきた。公共施設の木造化を始めとする指針についても、基本的にはそういうスタンスで作成しているが、実際に市内の木材を使うペレットの供給を安定的に行っていただけるのかという課題も出てきている。また、実際に寒冷地において、暖房の効率性について、ペレットストーブだけで補完ができないというような御意見も幾つか伺っている。基本的には、指針に沿った形で取り組みながらも、適時検証しながら進めていくとの答弁が、また、小中学校にペレットストーブを導入することは、行政が先頭に立って、CO2の削減などに向け、化石燃料の利用を少なくしようとする大きな目的があるのではないか。そのためにも、ペレットストーブの導入によりCO2の削減効果や、こういう世の中を目指すのだということをしっかり伝えるべきと考えるが、教育現場では生かされているのかとの質疑に対し、学校教育の中においても、環境問題を特に取り上げ、SDGsの取組も盛んになっている現状がある。環境問題を考えていく上では、CO2削減は重要であると考えているので、具体的な目標や実際の効果について、学校のほうにデータ提供はしていないが、今後検討していくとの答弁がありました。 以上のような審査の結果、議第56号については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第57号 調停の成立については、高山簡易裁判所令和2年(ノ)第9号所有権確認等請求事件調停事件において、当事者である申立人Aと、相手方B、高山市との3者において調停を成立させようとするもので、審査においては、平成23年の無電柱化工事に合わせて雨どいの埋設工事を行った際、市が3者による境界の確認を怠ったということに対する市の責任といった論点からの質疑に対し、市が行った工事が一部越境していたことは事実で、深く反省している。今後は、境界などを様々な面で確認して、適切な工事を行うとの答弁や、この調停の案件については、立会いのことや確認の話など、初期対応から今日に至るまで市に落ち度があったというふうに思っており、大変反省をすべき事案だと思う。それに伴い、A氏、B氏の両氏に多大な労力をかけさせてしまったということも、市としては認識している。最終的に、A氏、B氏、高山市も含めて、この件については、今、この調停の案で何とか収めていくしかないというような思いを持てることができた。そこに思いを寄せていただいたことに大変ありがたく、感謝を申し上げたいと思うとともに、この後の是正工事の施工については、しっかり丁寧に説明をしながら行っていきたいと思っているとの答弁がありました。 これらの意見を踏まえ、委員からは、どんな小さな工事でもしっかりと初歩的な確認の部分を怠らないよう、再発防止に努めていただきたいという意見が出されました。 以上のような審査の結果、議第57号については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、福祉文教委員会の報告を終わります。 ○議長(水門義昭君) 福祉文教委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、ただいま委員長報告のありました議第56号及び議第57号の2件について、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御異議なしと認めます。よって、議第56号及び議第57号の2件については委員長報告のとおり決しました。  ================ △日程第6 議第55号 高山市企業立地促進条例の一部を改正する条例について
    ○議長(水門義昭君) 日程第6 議第55号 高山市企業立地促進条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 産業建設委員長の報告を求めます。 中田産業建設委員長。   〔23番中田清介君登壇〕 ◆23番(中田清介君) ただいま議題となりました条例案件1件について、去る9月26日、産業建設委員会を開催し、審査いたしました。その経過と結果について御報告申し上げます。 議第55号 高山市企業立地促進条例の一部を改正する条例については、地域再生法施行規則等の改正に伴い改正するもので、審査においては、過去の利用実績はといった質疑に対し、本社機能移転に関して、これまでの実績はゼロ件であるとの答弁が、また、今後の企業移転の見通しはといった質疑に対し、今回、情報サービス部門が追加されてきた。情報サービス部門はITやクリエーティブな産業であり、働く場所や企業の立地場所の自由度が高まる。また、市内の産業にとっても、デジタル技術を活用した分野は、地域経済構造分析の結果からも、外部に依存している部分であるため、法の改正等も踏まえて1つでも多くこういった企業が立地するよう取り組みたいとの答弁が、また、地域再生法の交付金をうまく活用し、地域再生を行うといった視点から、さらに取り組んでいく考えはといった質疑に対し、地域振興は1つの大きな柱として捉えている。その中で、今の地域再生法にのっとった部分で、どのような交付金があるのかということを精査させていただき、合致したものがあれば、積極的に活用する中で、より地域に還元していくという姿勢は持ち続けたいと考えているとの答弁が、また、地域再生法を活用していくということになると、もっと使いやすい制度設計とするべきものと考えるが、今後の見通しはといった質疑に対し、今回の地域再生法は、条文を読む中で非常に分かりにくい部分があったことは確かである。それを少しかみ砕いた形で、分かりやすいように周知することは大事であると思っている。また、市の企業立地の助成制度についても、今までいろいろな拡充をしてきた中で、これまでの成果がどうだったのか、このままでいいのか、しっかり検証を行い、これで終わりではなく、絶えず変わり続けていく、ニーズに合ったものにしていくという視点も持ちながら取り組んでいくとの答弁がありました。 以上のような審査の結果、議第55号については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、産業建設委員会の報告を終わります。 ○議長(水門義昭君) 産業建設委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、ただいま委員長報告のありました議第55号について、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御異議なしと認めます。よって、議第55号については委員長報告のとおり決しました。  ================  日程第7 認第1号 令和3年度高山市一般会計歳入歳出決算についてから  日程第22 議第83号 令和4年度高山市一般会計補正予算(第6号)まで ○議長(水門義昭君) 日程第7 認第1号 令和3年度高山市一般会計歳入歳出決算についてから日程第22 議第83号 令和4年度高山市一般会計補正予算(第6号)までの16件を一括議題とします。 予算決算特別委員長の報告をします。 本来、委員長報告は登壇して行うべきでありますが、本席より報告しますので、御了承を願います。 ただいま議題となりました認第1号から認第9号までの決算9件並びに議第58号から議第63号まで及び議第83号の予算7件については、去る9月27日から29日までの3日間、全員をもって構成する予算決算特別委員会を開催し、審査いたしました。 最初に、認第1号から認第9号までの決算9件についてであります。 令和3年度の決算の概要は、一般会計については、歳入決算額591億8,400万円、歳出決算額539億1,200万円、歳入歳出差引額52億7,200万円で、繰越明許費繰越額など翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は28億400万円となっております。 なお、地方自治法第233条の2の規定により、実質収支額のうち15億円が財政調整基金に繰り入れられております。 また、国民健康保険事業特別会計から後期高齢者医療事業特別会計までの特別会計7会計については、各会計とも黒字、水道事業会計については、純利益1億7,000万円、下水道事業会計については、純利益ゼロ円となっております。 本委員会におきましては、こうした決算の状況を踏まえ、第八次総合計画に基づく各種施策について、予算が適切かつ効率的に執行されているのか、どんな成果があったのか、決算の結果を今後の事業執行や予算編成にどう生かしていくのかなど、予算と決算の連動性という観点から、決算書はもとより、主要施策実績報告書、事業評価シート、監査委員の決算及び基金の運用状況等に係る審査意見書等を参考にしながら、幅広い見地から慎重に審査を行ったところであります。 認第1号 令和3年度高山市一般会計歳入歳出決算の審査においては、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、通常の事業実施が困難となる中、多額の不用額が発生することとなったが、そうした中で、どのように事業の目的達成に向けた取組が進められてきたのか、予算策定に向けてどのように課題を捉え、反映させようとしているのかといった視点を中心に審査をいたしました。 主に新型コロナウイルス感染症対応、特に生活困窮者への対応が十分であったか、デジタル技術等の活用の成果、SDGsの推進、大学連携センターの成果、地域づくり活動への支援、自然エネルギーの活用促進、高齢者の住環境の充実への支援、産後ケア、新規就農者支援、地籍調査・境界明確化、森林環境譲与税の使途、伝統工芸や伝統建築の後継者の確保、創業支援・生産性革命等の制度の効果、市道整備の進捗、困難を抱える児童生徒への対応、成長戦略の対応、長期的視点での財政運営などを論点に審査をいたしました。 次に、認第2号 令和3年度高山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてから認第9号 令和3年度高山市下水道事業会計決算についてまでの特別会計及び企業会計決算については、主に国保や介護保険事業の運営状況、学校給食におけるアレルギー対応、高額介護サービス費積立基金の必要性、下水道事業における財源不足への対応などを論点に審査をいたしました。 また、認第5号の令和3年度高山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算においては、介護保険料による生活困窮者への負担を論点に委員間討議が行われ、介護保険制度については、福祉政策全体から考えていく必要があり、担任の常任委員会において調査研究を進めるべきであるとの意見がありました。 こうした審査の結果、認第1号 令和3年度高山市一般会計歳入歳出決算及び認第5号 令和3年度高山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算についての2件については起立多数で、認第2号 令和3年度高山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算から認第9号 令和3年度高山市下水道事業会計決算までのうち、認第5号を除く決算7件については、全員一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、予算7件についてであります。 議第58号 令和4年度高山市一般会計補正予算(第5号)については、原油価格・物価高騰対策として、公共施設の電気使用料や燃料費等の増額、水稲肥料価格の高騰対策など、新型コロナウイルス感染症対策として、国内観光や海外誘客のプロモーション事業の実施や、飛騨高山ふるさと暮らし・移住促進事業の増額、また、オンライン申請管理システムの導入などに7億3,450万円を追加しようとするもので、主に、情報通信技術等の活用、地域の買物支援、水稲農家以外への支援などを論点に審査した結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第59号 令和4年度高山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)については、事業勘定分として、保険給付費等交付金等の返還に3,232万円を、直営診療施設勘定分として、原油価格等高騰に伴う直営診療施設の電気使用料の増額に183万円を追加しようとするもので、委員からは特段の質疑もなく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第60号 令和4年度高山市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)については、原油価格等高騰に伴う指定管理施設の指定管理委託料の増額に23万円を追加しようとするもので、委員からは特段の質疑もなく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第61号 令和4年度高山市観光施設事業特別会計補正予算(第1号)については、原油価格等高騰に伴う観光施設の電気使用料や燃料費の増額に578万円を追加しようとするもので、委員からは特段の質疑もなく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第62号 令和4年度高山市水道事業会計補正予算(第1号)については、原油価格等高騰に伴う指定管理施設の指定管理委託料の増額に3,569万円を追加しようとするもので、委員からは特段の質疑もなく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第63号 令和4年度高山市下水道事業会計補正予算(第1号)については、原油価格等高騰に伴う下水道施設の電気使用料や燃料費の増額に1億190万円を追加しようとするもので、委員からは特段の質疑もなく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第83号 令和4年度高山市一般会計補正予算(第6号)については、副市長の定数の見直しに伴う人件費として659万円を追加しようとするもので、委員からは特段の質疑もなく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、予算決算特別委員会における審査の結果についての報告を終わります。 予算決算特別委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 ただいまの委員長報告のうち、認第1号 令和3年度高山市一般会計歳入歳出決算について、討論の通告がありますので、これより討論を行います。 通告により発言を許可します。 それでは、上嶋議員。   〔19番上嶋希代子君登壇〕 ◆19番(上嶋希代子君) おはようございます。 通告に基づきまして、認第1号 令和3年度高山市一般会計歳入歳出決算についての反対の討論をいたします。 令和3年は、新型コロナ感染が前年から広がり2年目を迎え、コロナ感染対策に大変苦労した1年間でした。 令和3年度の一般会計の歳入決算の額は、収入のほうが約591億8,499万円、歳出決算額は約539億1,201万円となり、歳入歳出差引残高は約52億7,000万円となり、そのうち15億円は基金に繰入れとなりました。 コロナ感染で生活が大変な中、非課税世帯の方、そして生活困窮者の方へのほかほか燃料助成券、暖房用燃料購入助成券が配られたことは、大変皆さんの中でも喜ばれ、評価する政策だったと考えます。 決算に反対する理由は、1に、コロナ禍で市民の暮らしや営業などよりも命が大切にされた政策は十分であったかどうかという点で評価しました。 1年間、コロナの感染拡大をさせないために、検査が必要だと専門家の間でも言われていましたが、市の対応は県の対策に任されていたということが主な内容でした。 収まらないコロナ感染への対応の不十分さが他市に比べられ、高山市の対応の不十分さに、市民の間からも意見が出されていました。どれだけ市民に寄り添った市政だったかが問われなければならなかったのではないでしょうか。 第2に、市民の暮らし応援政策について、市民から望まれていましたいろいろな施策が、なかなか十分にされていないという点がありました。UIJターンの就職者に対する家賃補助の削減もありました。高齢運転者の安全装置に対する助成も廃止となりました。 そうした中、市民の暮らしの中では、本当に市民の暮らしに市政が向いているかどうかという不十分さが、意見の中には聞かれたことがたくさんありました。こういう点については、本当に暮らしに寄り添う市政が、細かいところの目の行き届き方が必要だったのではなかったかと考えます。 3つ目には、市民の大きな願いである火葬場の建設については、市長の公約だったにもかかわらず、実現しませんでした。宗教と土地の関わりが市民の間には明らかにされていなかったことが大きな原因だったと考えます。新しい市長として、白紙に戻して、住民の声をよく聞いて、早急に実現に向かうべきだと考えます。 この3点の理由を述べまして、反対の討論といたします。 以上です。 ○議長(水門義昭君) 次に、伊東議員。   〔8番伊東寿充君登壇〕 ◆8番(伊東寿充君) ただいま議題となりました認第1号 令和3年度高山市一般会計歳入歳出決算につきまして、たかやま自民クラブを代表し、賛成の立場から討論いたします。 令和3年度決算は、前年度に引き続き、コロナ禍での予算執行、それに伴う支援事業、さらに、520件を超える災害復旧工事への対応等に多忙を極めた1年となったと御推察しております。 世界的にも見通しの利かない、不確実性極まる状況下にあって、市民の生命、生活やなりわいをしっかりと守っていくといった姿勢が問われると同時に、第八次総合計画の確実な推進及び市民福祉の増進についても、突発的な国の全額補助事業により飛来した歳入総額と当初予算の反映も含めた総事業量に、どう対処し、予算執行に当たってきたのかといった視点も持ちながら、審査、認定に当たらせていただきました。 一般会計歳入決算額591億8,499万円は、前年度比6.8%の減と令和2年度を下回るものの、合併後2番目に大きな歳入となりました。当初予算額比は約24%の増、それに伴う補正予算19本が提出されるなど、やはり異例の年度となりました。 歳入に対して、歳出決算額は539億1,201万円となり、繰り越すべき財源の24億6,842万円を差し引いた実質収支は28億457万円の黒字決算。前年度実質収支額を差し引いたとしても、12億3,077万円の黒字となります。 市税、寄附金、地方交付税等の当初予算からの上振れや、想定外の除雪費、真水によるコロナ禍支援等、入るを量りていずるをなすといった想定がつきにくい状況下にあって、当該年度を黒字で終えられたことに、まずは評価をさせていただくものであります。 予算執行に当たっては、第八次総合計画における3つのまちづくりの方向性への着実な取組や豪雨災害復旧工事などに加え、ウィズコロナ・ポストコロナ戦略として市域の状況把握に努め、議員各位の意見も大いに参考にしていただきながら、市民の生活、経済の両面からの下支えに奔走いただきました。財政調整基金の柔軟な活用と併せ、スピード感を持って御対応いただいたものと高く評価をさせていただくところでございます。 一方で、全体の予算現額に対する執行率については83.3%にとどまり、やはりコロナ禍を反映するものとして受け止めると同時に、コロナ禍において延期、停止した事業、あるいは事業の縮小、拡大、変更などを見極め、それらに早急に対応していく柔軟性とスピード感、確かな情報活用が求められていると感じさせていただきました。 国の全額補助事業等による予算の肥大化に併せて、様々な問題が一気に押し寄せ、非常に全体像が見えにくい中、また、事務量が膨れ上がる中にあって、市民の皆様のために心血を注いで行政運営、業務に尽力された職員の皆様総員に敬意と感謝を申し上げるとともに、本決算を糧とし、今後のポストコロナ社会における変化をいち早く捉えた、市民に必要とされる施策や、希望が持てる成長戦略等、新年度予算編成へ反映いただけるようお願いを申し上げ、たかやま自民クラブを代表して、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(水門義昭君) 以上で通告による討論は終わりました。 以上をもって、認第1号についての討論を終結します。 それでは、採決を行います。 認第1号について、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(水門義昭君) 起立多数であります。よって、認第1号については委員長報告のとおり決しました。 次に、認第5号 令和3年度高山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、討論の通告がありますので、これより討論を行います。 通告により発言を許可します。 それでは、上嶋議員。   〔19番上嶋希代子君登壇〕 ◆19番(上嶋希代子君) 通告に基づきまして、認第5号 令和3年度高山市介護保険事業特別会計歳入歳出決算についての反対の討論をいたします。 今回の決算は、8期の基準月額230円、そして月にして5,700円増となったという、基準額の介護保険料の値上げが行われたことです。 介護保険制度は、老後は社会みんなで見ようと始めた制度で20年になりますが、平均約2倍になったという介護保険料です。3年ごとに見直しがされてきました。 令和3年は8期の見直しのときとなりましたが、この決算の収入は95億6,924万円、支出は94億32万円、差引き1億6,892万円となっています。 高齢者の多くは年金生活です。値上げは暮らしに大きく影響いたします。生活費を抑えるために、いろいろな出費を我慢しているのが実態です。お医者さんに行くのも我慢しておられる方もあります。介護の費用は増えるばかりの暮らしとなり、元気がなくなり、早く死ねと言われているようだと、高齢者もそう言われている方が増えています。 高齢者といえども希望を持てる世の中が望まれています。介護保険制度に頼らず、福祉としてもできることは、福祉政策を充実させる方向を求めて、反対討論といたします。 ○議長(水門義昭君) 以上で通告による討論は終わりました。 以上をもって、認第5号についての討論を終結します。 それでは、採決を行います。 認第5号について、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(水門義昭君) 起立多数であります。よって、認第5号については委員長報告のとおり決しました。 それでは、ただいま議決されました認第1号及び認第5号の2件を除く認第2号から認第9号までの決算7件並びに議第58号から議第63号まで及び議第83号の予算7件について、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御異議なしと認めます。よって、認第1号及び認第5号の2件を除く認第2号から認第9号までの決算7件並びに議第58号から議第63号まで及び議第83号の予算7件については委員長報告のとおり決しました。  ================ △日程第23 議第84号 ごみ処理施設建設敷地造成工事請負契約の締結について ○議長(水門義昭君) 日程第23 議第84号 ごみ処理施設建設敷地造成工事請負契約の締結についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(水門義昭君) 小林環境政策部長。   〔環境政策部長小林一正君登壇〕 ◎環境政策部長(小林一正君) ただいま議題となりました議第84号 ごみ処理施設建設敷地造成工事請負契約の締結について御説明申し上げます。 追加議案を御覧ください。 本議案は、ごみ処理施設の建設に必要な敷地造成工事の請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議決をお願いするものでございます。 契約の目的は、ごみ処理施設建設敷地造成工事の実施であります。 契約の方法は一般競争入札で、契約の金額は4億9,170万円。 契約の相手方は、大山・新井特定建設工事共同企業体、代表構成員、高山市上岡本町3丁目410番地、大山土木株式会社、代表取締役、大山顕寿。第2構成員、高山市大新町2丁目205番地10、株式会社新井組、代表取締役、新井裕輔でございます。 今回の議案の上程の経緯と工事の内容について、お時間をいただきまして御説明を申し上げます。 現施設の老朽化に伴う新しいごみ処理施設の建設につきましては、建設地となった地元の皆様の御理解を得て、令和2年度からごみ処理施設建設検討委員会を設置し、御提言をいただきました後、基本計画を策定しました。 令和3年度にはごみ処理施設建設事業者選定委員会を設置し、基本設計に即した仕様書を作成後、本年5月16日に入札公告を行い、プラント本体工事を行う事業者の選定を現在進めております。 新施設の建設に際し、地元の皆様とのお約束で、老朽化した現施設の稼働期限を令和8年3月としていることから、全体工程に余裕がなく、できるだけ工期の短縮を図ることが必要となっております。 そこで、一般的に、ごみ処理施設の建設においては、敷地造成工事をプラント工事の附帯工事として一括発注することが行われますが、今回は、プラント工事の着手前に敷地を整備しておくことを目的として、土木工事を主とする造成工事を先行分離発注することとしました。 これまで、設計や測量の委託業務など、市のごみ処理施設建設に要した事業は、環境省の所管する循環型社会形成推進交付金及び二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の事業採択を得て、補助要綱に則して実施したものについては、環境省の補助金を財源としております。 本年1月には、市から環境省本庁に直接出向き、担当係長と担当者と今後の工事の発注方法などの協議を行い、環境省の補助金を頂くために、環境省の補助要綱に則して進めることの了解を得ました。 このときの出張では、こちらから造成工事の分離発注の御説明を申し上げたところ、環境省の経費率が低いこと、そのことで受注業者が少ないこと及び毎年のように諸経費の算定違いによる会計検査院の指摘を受けていることなどのお話をいただき、工事発注時から環境省の経費率を採用することが適正な補助事業の執行であることの承認を得たと考えております。 その後、本年6月27日に今回の敷地造成工事について予定価格を公表した上で、地元建設事業者による共同企業体を対象とする1回目の入札公告を行ったところ、5つの共同企業体から参加申請がありましたが、8月2日の入札締切りまでに応札がなく、不調となりました。このときの予定価格は、税込み4億790万8,600円としておりました。 第1回目の入札が不調に終わった後、参加申請していただいた共同企業体に聞き取りを実施したところ、自社の積算価格と予定価格に差があり、応札できなかったとの回答をいただき、その原因が環境省の基準による諸経費を採用していることにあると判断をいたしました。 諸経費とは、工事に要する労務費、資材費などの直接工事費にそれぞれの経費率を乗じて算出すること、または、積み上げによる算出を行う共通仮設費、現場管理費、一般管理費となりますが、工事の種類や所管する省庁などによって、それぞれの経費率は異なっています。 入札の不調の2日後、8月4日には、市から再び環境省に出向きまして、今後の対応について協議を行ったところ、プラント工事と分離した造成工事については、補助対象外の工事を多く含むことから、市の判断で経費率を変更して発注し、補助金申請については、補助対象範囲を協議の上、環境省の補助要綱に則した申請をすることをお認めいただきました。 そこで、2回目の入札では、直接工事費は、個々の単価を8月の単価に入れ替えるのみとして、経費率を国土交通省の基準に変更し、再度、8月8日に入札公告を行いました。このときの予定価格は、税込み5億1,223万4,800円としておりました。 結果、1回目と同様の5つの共同企業体から入札参加申請をいただき、締切日である9月14日までに全ての参加企業体から入札があり、9月20日に議案にあります共同企業体と仮契約を締結しております。 予算措置につきましては、本年3月議会において総額約153億円の予算をお認めいただき、そのうち、造成工事分を5億7,000万円で想定しておりましたので、既決の予算で対応させていただきます。 当初、本議案を9月議会初日に一括上程する予定としておりましたが、このような経緯を経て最終日の上程となり、議員各位に対しましては、十分な議案審査の時間がなく、本日審議をしていただくことになりましたことについて、深くおわびを申し上げます。 次に、工事の内容につきましては、2ページの資料を御覧ください。 図面で緑色の着色部がごみ処理施設を建設する敷地となります。手前側の地山を掘削して、奥側のくぼんだ場所に盛土を行い、縦87メートル、横106メートルの平らな敷地を造成して、後のプラント工事において、工場棟、管理棟、搬入路、駐車場などを施工します。 資源リサイクルセンターのごみ処理業務を継続しながら工事を実施するため、手前左側のオレンジ色の着色部である工事用道路を建設し、資材の搬入や工事車両の出入りに利用します。 また、図面の上部ですが、赤色の着色部は、今回の造成及び将来の埋立処分地の公園化による雨水調整量の増加に伴う調整池の拡大を行います。 最後に、黒い色の着色部ですが、現況において山林への進入などに利用される軽自動車が通る程度の道路がありますが、今後も施設管理に利用するため、この道路を付替道路として復旧をいたします。 工期は令和6年9月末までとしておりますが、敷地造成分については、先行して工事を行っていただくよう特記仕様書で明記をしております。 以上で説明を終わらせていただきます。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水門義昭君) 説明は終わりました。 ただいま説明のありました本案について、御質疑はありませんか。 松林議員。 ◆6番(松林彰君) お伺いします。これは結果論だと思っていますが、今まで、平成17年にも、同様な環境的な工事が行われてきたということもお聞きしましたが、そのときには環境省の経費率を使われたと。そのとき落札された業者の方は大変辛辣な思いもあったでしょうけれども、高山市のために落札していただいたとも思っています。 それで、この原因、こんなことが、はっきり申し上げて、担当部局におきまして、環境省の経費が安い、当然、御存じだったはずです。それは今現在、高山市における岐阜県あるいは国を相手にされた事業の中での積算体制の経費率の半分です。こんなことはもちろん分かった上で実施された。 そして、再調査、再依頼をしまして、基本的には、全くシステムの部分のうちだけは環境省の経費率で補助申請をしなさいと、そういう結果を得たと言われますけれども、そんなことは、はっきり言って、今さらの話だと思います。もっと最初から、そのようなことはしっかりと把握すべきだと思っています。 それで、1つ最終的に質問ですが、こういった場合、契約部署におかれましては、どういうふうにしていくのか。今、いろいろな事業、工事、測地等やっておりますが、予定価格が公表されるようになりまして、大変いいことだと思いますけど、この積算をした根拠というものも、あらかじめ予定価格告示のときに、例えば岐阜県土木、国交省、そういう基準においては、お知らせすべきじゃないかと思いますが、結果は落札されてよかったんですけれども、今後の対処方法としてどうお考えなのか、お伺いします。 ○議長(水門義昭君) ただいまのは、ごみ処理施設のところは分かったけど、今後、どういうふうにしていくのかということですか。 議題外ですが、答弁できますでしょうか。 平野財務部長。 ◎財務部長(平野善浩君) 契約担当部局からお答えさせていただきます。 業者への積算の依頼につきましては、なるべく分かりやすく仕様書を作成するということには心がけているところでございます。 今回の事案につきましては、なかなか、環境省なのか、今の国土交通省の経費率なのかというところが分かりにくいというようなところがありまして、業者の方も迷われたというようなことがあったようでございますが、今後はなるべく分かりやすく、その辺りは発表していきたいというふうに考えております。 ○議長(水門義昭君) 松林議員。 ◆6番(松林彰君) ありがとうございます。 どうか、せっかく予定価格も公表されるようになりまして、県土木合わせた形で、事業者の皆様、取り組んでおみえです。 公契約というものもありますので、今後とも、公で分かりやすい契約内容としていただきますようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(水門義昭君) 次に、岩垣議員。 ◆15番(岩垣和彦君) 1点だけというか、このことに関して、決して反対するものではありませんけど、現実に1回目の入札が不調に終わったということ、このことについて、二、三、お伺いしたいと思います。 先ほど、1回目の予定価格が4億700万円というようなお話がございましたけど、環境省の基準で単価設定をされたということでありましたが、この金額で入札予定価格を積算して、事業者の皆さんがこれで応札がされるという確固たる自信といいますか、そういうものはどういったところでお持ちになられていたんでしょうか。 ○議長(水門義昭君) 小林環境政策部長。 ◎環境政策部長(小林一正君) 1回目の入札のことでございますが、私ども、先ほど説明をさせていただいたように、環境省の補助事業の基準、ルールの下で、このごみ処理場建設を行っております。 先ほど説明しましたように、造成工事が多くはプラント本体の工事に附帯工事としてやられることも多いというふうに環境省とのお話で聞いております。その際は、環境省の諸経費率を通常使うということになります。 今回につきましても、この1月に直接、私ども、環境省のほうに行きまして、分離発注というような御説明をさせていただいたところ、そういった環境省の経費の低さだとか、なかなか受注業者が少ないというような現状も伺いながら、その補助金の適正なルールの下で行い、補助金をしっかり適正に頂くというような目的の下で、環境省のルールに基づいてやらせてもらいました。 正直言って、経費率が多少低いという認識もございましたが、環境省のルールで、それは品確法だとか、そういったものの下で、現状、やられているものでありますので、そのルールに沿ってやらせていただいたものでございますので、現場の対応については、極力、現場管理費について、できるだけ施設のほうで協力してやっていただくように考えて、入札を行ったつもりでございます。 ○議長(水門義昭君) 岩垣議員。 ◆15番(岩垣和彦君) お話は分からないわけではないんですけど、基本的に、補助の対象の事業であるので、現実には、本体の建屋も関連する工事でなければ、補助の対象にはならないという、環境省のそもそもの考え方だと思います。それに附帯するものは補助の対象にはならないということは、初めから分かっていたわけではないんですか。 ○議長(水門義昭君) 小林環境政策部長。 ◎環境政策部長(小林一正君) 造成工事におきましても、焼却棟というか、工場棟の関わる部分については、補助対象というふうに認識をしておりました。 そういった形の御説明を申し上げて、環境省の基準でやるということの打合せを1月にしてまいりまして、1回目の入札をさせていただきました。 2回目にいろいろ現状の御報告をして、補助対象外が今回の造成工事にはあると、多いということで、その場合、自主的な経費率の採用についてお認めをいただいたという現状でございます。 やはり環境省さんにおかれまして、1月に会計検査で違う国交省の経費を使って工事を出して、そのまま補助申請をしていたというような事例も御紹介いただいたものですから、注意して事業執行をやってくださいというお話をいただいたものですから、そのアドバイスに基づいてやらせていただいたところでございます。 ○議長(水門義昭君) 岩垣議員。 ◆15番(岩垣和彦君) 役所としては、非常にいろいろな捉え方が岐路になっているなということはよく分かります。 ただ、事業者の立場から物を見たときに、環境省の単価の低い基準で工事をした場合に、現実に工事単価というか、工事コストが下がるわけではないわけですから、その辺は当初から積算のときに、十分に積算を適正にしていただく必要があるなということを感じます。 それと、1回目、不調に終わった後に、事業者の皆さんから御意見をいただいておると思いますけど、どんな御意見をいただいたわけですか。 ○議長(水門義昭君) 小林環境政策部長。 ◎環境政策部長(小林一正君) 今回、環境省の補助要綱に基づきやらせていただいたわけでございますが、1回目の入札の不調の後、建設業組合等の代表の皆様からお話をいただく機会がございました。 それは、そのときに申された内容につきましては、やはり品確法ができまして、工事の品質確保だとか安全確保が必要であるというような御意見。 あと、やはり建設業界の若手の担い手を育成する必要があると、もちろん、会社を運営するための適正な利益の確保と、また、除雪や災害のときに、人員だとか、資材を確保する必要もあるので、やはり高山の特殊性だとかもありますし、災害、除雪、そういったときに、市と助け合ってやるための会社の運営というようなことが必要であるというようなことで、適正な経費率等の考慮について、御助言というか、お話をいただきました。 ○議長(水門義昭君) 岩垣議員。 ◆15番(岩垣和彦君) 事業者の皆さんの言われることが筋だと思います。 高山市も公契約条例を制定して、市の責務を、今、部長申されたこと、全て網羅されているわけですから、その辺はやはり高山市の責任として、条例に基づいて確実に適正な予定価格を積算して、入札すべきでなかったかなというふうに思いますけど、どう思われますか。 ○議長(水門義昭君) 西倉副市長。 ◎副市長(西倉良介君) ただいまの質問につきまして、結果としては、本当に適正な、公契約条例でも適正な価格で発注し、さらに、適正な発注の仕方をするようにという規定はございます。 そういった意味で、最終的に、今回、再度お諮りしたのは、本当に適正だったのかなというふうには認識しております。 ただ、これまでお話しさせていただいたように、基本的に、予算の執行においても、きちんとした環境省の補助事業ということで発注させてもらうつもりでございましたし、今回の造成工事についても、8,000万円近くの補助金をしっかりと協議しながら、獲得して発注させていただく予定でございました。その中で、やはり環境省の基準に沿った発注の仕方をせざるを得ないという認識で発注させてもらったものでございます。 その後、工事を施工しないわけにはいかないという状況の中で、はっきり言って、途中においては、補助金を諦めてでも予定価格を上げて、地元の業者の方に発注すべきではないかというような内部での意見も協議させていただきました。 私どもとしましても、それを選択する前に幾つかの手順があるのではないかということで国とも協議をさせてもらう中で、今回、こういった、今回に限りなのか、基本的には、同じ工事をするに当たって、国交省の基準と環境省の基準で額が違ってくるということがいかがなものなのかというのは本心ではございますが、そうしたところは今後の課題としまして、今回、まずは事業を発注するにおいて、再度、期間も限られておることですので、こういった場で計上させていただきました。 今後、公契約条例に基づいた、しっかりとした対応は取らせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(水門義昭君) 次に、倉田議員。 ◆17番(倉田博之君) 今お聞きしました部分ですけど、私からもこの背景と経緯について、少しお伺いをしたいと思います。 今、8月2日に1回目の入札締切りで、そのときに応札がなくて、不調であったと。 その翌日、8月3日に入札参加資格、審査通過の事業体の方々、あるいは業界の方々に聞き取りをされたということで。 聞き取りと言うと聞こえはいいんですが、実際は、あまりにひどいこの事前公表の予定価格であることに対しての、國島前市長への直談判であったというようなことも聞いております。 そのまた次の日、8月4日に、市は環境省のほうへ出向かれていかれて、次の確認をしておみえになったと。 その後、6日は金曜日ですけれども、土日を挟んで次の8月8日に新たな予定価格での再公告。その1回目との価格差が、先ほど言われたように、1億円以上の差が。増加率としたら、25.57%という物すごい増加率。これははっきり言って、この入札の状況は異常だと言わざるを得ないと私は思います。 平成29年に市が自ら策定された、先ほどからお話になっています高山市公契約条例では、基本理念として、「地域経済及び地域社会の健全な発展への配慮」、そして、市の責務として、「経済社会情勢の変化及び市場における労務その他の取引価格等を考慮した積算に基づき、適正な予定価格を定めること」。もう一つ、「公契約の締結に当たっては、契約の性質及び目的を踏まえた適正な入札方法等を採用する」。 この条例を遵守するお気持ちが本当に市にあったのかという論点でちょっとお聞きをするんですけれども、先ほどからお話が出ております環境省の基準ですけれども、この補助対象範囲が2回目で確認されたとおり、プラント及び建屋であるということ、2回目で確認されています。 ただ、これはホームページでも確認できる話ということらしいです、大体が。その気であれば、そのことは調べられて、第1回目の環境省に出向く中で、確認をすべき話だったのではないかというふうに思います。 せっかく地元業者に落としてもらえるか心配だったという、そこまでお気持ちはお持ちだったんですけれども、本当にその落札を心配されたのなら、やはり環境省の確認、聞き方の仕方としては、当然、そういう予備知識を持ちながら、これが補助対象事業なのか、補助対象外事業なのか、補助対象外事業も環境省の基準がなければならんのかという、そういう確認の仕方に私はなるだろうというふうに思います。 仮にその金額で、これ、優越的地位を業者さんが忖度をされて受けられたとしても、その後のその方々がどういった苦労を背負われるのかというようなことを想像されなかったのかなということを、私はちょっとお聞きをしたいと思うんです。 そういった確認作業において、大きく配慮が欠けていたというふうに私はちょっと考えますけれども、それについてはいかがですか。 ○議長(水門義昭君) 小林環境政策部長。 ◎環境政策部長(小林一正君) 詳しくというか、説明をさせていただきます。 補助事業の執行だとか、その中身については、私どもも理解をして、この事業を進めてまいっております。 先ほど、補助対象か補助対象でないかというような区分が8月に分かったのではないかというようなお話をいただいたんですけど、これはもともと、そういった認識はございまして、遡って言いますと、測量とか設計をやっている部分において、こういった調整池だとか付替道路だとかはもう補助対象外という認識がありましたので、設計費に係る補助金の申請から、もうそれは抜いております。 また、1月に出向いたときにでも、土木工事で環境省の工事とは中身が違うというようなこと、また、補助対象になるのはこの緑の部分の一部であることの認識を持って打合せをさせていただいたので、そういった認識がなかったのではないかということについては、そういう認識でもって進めてまいりましたし、今回の工事につきましての補助対象額は、先ほど副市長、8,000万円と言いましたが、8,000万円から1億5,000万円ぐらい、予算では5億7,000万円のうちの1億5,000万円というような、補助対象の3分の1になるんですけど、国庫補助金を予定しております。 それはやはり補助対象と補助対象外をきちんと区別した上での予算計上をさせていただいておりますので、そういったことを認識して、環境省とお話を進めさせていただきました。 ○議長(水門義昭君) 倉田議員。 ◆17番(倉田博之君) 認識をされていたと思いますよ。だからこそ、分離にして、補助対象外か、そうでないかと。だからこそ、分離で発注されるわけであって。 だから、それを分かっておられたのなら、その補助対象外の工事まで環境省の基準でなくてはならんのかというその確認を、1回目の環境省への出張でされるべきでなかったのか、その辺の配慮が欠けていたのではないかという先ほどの質問でした。 質問回数、決められていますので、次、行きますけれども、それ、またお答えください。 平成17年完成の先ほど言われました資源リサイクルセンターの、松林議員ですかね、埋立処分地工事は、環境省の基準で地元に発注された。今回もそれでよいと考えられたということですけれども、それも、そもそも、工事自体が補助対象であるかないかということでいったら、それは補助対象内であるし、今回の場合は補助対象外であるということで、これは1つの理由には私はならないんだというふうに思っていますし、最近のその他の団体の発注工事も環境省基準だし、それを採用しなかった交付申請をずさんだったというような会計検査があるということも言っておみえになりますけれども、これ、みんな全て補助範囲内の事業のことであります。 そして、こういう理屈づけが、市のやり方を正当化する根拠になり得るのかという点をちょっとお聞きしたいんです。平成29年の公契約条例にのっとって、適正な入札方法の採用を考えるべきであって、市が進んで制定された条例の12年も前の工事を引き合いに出すことがどうなのかなというふうに思います。 様々な問題点があったから、29年に公契約条例をつくられたんだというふうに思っていますけれども、だから、その29年の公契約条例の精神に従って、いろいろと考えていくべき、検討するべきことであったのではないかなと思いますが、その点についてはいかがですか。 ○議長(水門義昭君) 小林環境政策部長。 ◎環境政策部長(小林一正君) すみません、先ほどの件、ちょっとこだわるようですが、私も26年に資源リサイクルセンターにおるときに、豪雨で第2次埋立処分地が災害に遭ったときに、環境省の災害復旧工事で災害の査定を受けたときに、実は、発注は国交省、補助申請は環境省ということをやっております。ですので、そういったケースも例に挙げまして、1月にはそのお話をさせてもらいました。 しかしながら、環境省のほうの本庁の方は、一応、補助要綱にのっとってやってくださいというお話をいただいたということを、ちょっと言い訳がましいですけど、お話をさせていただいて。 また、先ほど、第2次埋立処分場、17年完成のことについても、勉強会でお話をさせてもらった資料の、そういった環境省の基準を使った理由の1つではございますが、おっしゃるように、当時、品確法だとかの前、また、公契約条例の制定前ということ。 先ほどお話しさせていただいたように、こういった大きな事業、地元の業者さんに、もともと、お願いしたいという考えの下で来ましたものですから、そういった環境省の基準ではありましたが、やはり先ほど申しましたように、品確法上の安全、品質管理、また、業界の若手担い手育成・保護等の観点も必要であったのかなというふうに考えております。 またそういったこともしっかり、これからの積算のときには、考慮しながらやりたいというふうな考え方を持っております。 ○議長(水門義昭君) 倉田議員。 ◆17番(倉田博之君) 補助対象外の工事であるんだけれども、環境省の基準でやらなければならないということまで1回目のところでは確認したと、そういう言い張られるわけですね。分かりました。 次、行きますけれども。 自分はこれを1つの契機として、市役所内で本当に適正な入札の在り方や市の体質を1回振り返って見ていただきたいというふうに考えるものですけれども、新しい市政の風土を築きたいとおっしゃってみえる田中市長の見解をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(水門義昭君) 田中市長。 ◎市長(田中明君) 今のこの議会での議論であるとか、あるいは私どもの職員のお答えとか、いろいろ聞く中でも、それぞれが適切な対応をしたというふうなことを言う中にあっても、結果として、こういった不落になって、もう一回、本当であれば、初日に提案して、委員会に付託するという、そういった手順が取れなかったことは事実であります。 このことで、私は職員を責めるつもりもございませんし、ましてや、議員の皆様のおっしゃることもよく分かりますし、選挙期間中においても、この案件のみならず、不落になったほかの事例もあるということをお伺いしていますので、改めて、今の公契約条例に沿った内容でしっかりと契約をすることにつきましては、もう一回徹底をさせていただいて、公契約条例の中にあります、先ほど御紹介いただいた、地域経済の発展であるとか、産業の発展であるとか、そういったことも含めた中での契約にさせていただくということを改めて感じておりますので、それはここでもう一回、私の口から申し上げさせていただきます。 ○議長(水門義昭君) 倉田議員。 ◆17番(倉田博之君) 言われるとおり、職員さんを私も責めるつもりはありませんけれども、いわゆる公契約条例にあるような適正な精神にのっとったやり方、あるいは、今回の場合、入札方法が本当にそれが適切だったのかというようなことの確認とか配慮というのにやはり欠けていたのかなということは思わせていただいておりますので、その辺のところを今後、少し庁内でも議論していただくべきかなということを思います。 以上です。 ○議長(水門義昭君) 他に御質疑はございませんか。 谷村議員。 ◆9番(谷村昭次君) それでは、今ほどの質疑と答弁のやり取りを聞かせていただいて、もう一つしっくりこないところがありますので、御質疑をさせていただきます。 先ほど来からありますけれども、今回の入札制度は予定価格を事前公表制でやっておるということでありまして、これは令和3年の10月1日から施行され、今年7月にも事前公表制の価格をもっと切り下げて、ほとんどが事前公表制でやるというもとであったと思いますけれども、この事前公表の目的に理事者側から書かれておる中には、一層の透明性、客観性の確保及び公正を害するような不適切な行為の防止ということを事前公表の目的とされておられるわけで、この視点からいうと、先ほど来、諸経費の算定において、仕様書等で迷われるようなものを出してしまったという財政部長の答弁でありましたけれども、迷われるようなものを入札公告の資料として出すこと自体が、透明性、この目的、これには到底合致していない。具体的に言うと、仕様書には国交省の公園工事って書いてある。それが実際の蓋を開けたら、環境省の経費。誰もそんなことは分かりませんよ。 そういった視点から、事前公表の目的に合った行為を、入札方法としてやられた意識はあられるか、お伺いします。 ○議長(水門義昭君) 小林環境政策部長。 ◎環境政策部長(小林一正君) 公園工事というような記載で、積算の内容についてのお話もありますので、私のほうから少しお答えをさせていただきます。 積算の場合、高山市の中では同じシステムを使っておりまして、農業土木と、普通の土木と、あと、そのほかの工事も積算システムを使っております。そのときに主たる工種ということで公園工事というのを入れて、積算システムを動かすようになっています。 そういったシステムを入れないと、積算が動かないということがありまして、経費については共通仮設費を公園工事というふうな指定をしてやっておりますが、実際の経費率は別計算で個別入力をしておるというような積算の内容でございます。 そこが仕様書にも公園工事という文字が出ておりましたものですから、国交省でやっているのか、環境省でやっているのか、どういう経費率を使っているのかということが若干不明確な部分があったと思いまして、そこは反省をしております。 結果として、御質問をいただきまして、環境省のほうの基準でやらせていただいていますということをお答えさせていただいて、積算の共有というか、やり方の共有をさせていただいたところでございます。 そういったことで、今おっしゃられたような適正な入札の手続等は、今後もしっかり注意して、誤解を招かないようにやらせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(水門義昭君) 谷村議員。 ◆9番(谷村昭次君) やはり積算システムを使うと、そういうふうになるんだということでありますけれども、そんなことは特記仕様書に書けばいいんですよ。その特記仕様書にも特別な経費を使っておるって書きもせず、事前公表の目的は到底達せられたというふうに、私は理解はしていません、今でも。 だから、様々な答弁をされますけれども、やはり謙虚に間違いでしたというふうにお認めになることが非常に重要だと思うし、先ほど市長も申し上げられましたけど、新しい市政運営の風土の中で、しっかりした執行をやられることを期待しています。 次に、最後になりますけれども、1回目の入札公告の中の最後、その他の事項に、工事の出来高について書いてあったと思います。 1回目は、令和4年度の出来高は25%以上とするというくだりでありました。ところが、2回目になったら、令和4年度の出来高は22%以上並びに令和5年度の出来高は6割以上ということで、2回目になったら、請負金額も増加、結果的に予定価格も1億2,000万円近く増額されておる中で、出来高の要求が2年度にわたってという条件がさらに付加されたと。これはおかしいんじゃないですか。 出来高の年度割なんていうのは初めのままにしておくべきで、2回目になったら、さらに条件を付加する、こういう入札公告、情報の透明性というところから少し疑問を抱いて、今でもおるわけですけれども、その辺、なぜこうしなきゃならなかったのか、まずお聞きします。 ○議長(水門義昭君) 小林環境政策部長。 ◎環境政策部長(小林一正君) 今の出来高のパーセンテージにつきましては、今、ここに、手元に資料がないんですけれども、環境省との補助金の年度割の計算のことが関わっているんじゃないかなというふうに考えております。 1回目の入札、4億円で、2回目、5億円ということで、元の額が上がった分だけ、補助金の申請に合わせて、出来高のパーセントを合わせたものではないかなというふうに考えております。 また、年度割等の計画の確定に応じてということ、あと、また、先ほど説明をしました、後にプラント工事との関連もありますので、若干、入札が遅れましたが、工事のスケジュールを見直す中で、パーセンテージを書き加えたというふうに考えております。 ○議長(水門義昭君) 谷村議員。 ◆9番(谷村昭次君) 今の答弁で、かもしれないというのは、そんな不正確な答弁は少しいけないと思うので、正確な答弁をまず求めます。 もう一度言わせていただきますけれども、今の4億九千何がし円のもので25%以上ということで掛けてみると、一番初めに考えられた4億700万円よりもこなさなきゃいかん金額がやはり上がっています。 これは先ほど来、品確法や、業者さんの労働環境の確保、あるいは週休2日制の確保等々を考えたときに、高山市特有の、これから冬になって、伐採からやらないかんというような状況において、少し柔軟な出来高の対応を、契約として認めるべきだと私は思うわけですけれども、いかがですか。 ○議長(水門義昭君) 西倉副市長。 ◎副市長(西倉良介君) ただいま質問の出来高の1回目と2回目が違った内容について、改めてきちんとお答えさせていただきたいと思います。 あわせて、実質的に工期が短くなったのは事実でございます。今後の工事の進捗状況に合わせて、私どももできる限りの状況の報告を受けて、また協議を真摯に受けさせてもらいたいと思いますので、お願いいたします。 何点か御質問を今いただいたものについてなんですが、基本的に、やはり私どもが国ときちんと詰めをしなかった。どちらが悪いとか、説明が不足やとかということを別にして、それによって多くの皆様にも御迷惑をおかけしましたし、こういったような事態になったということについては、本当におわびを申し上げます。 今後、公契約条例に基づいた透明性のある発注、また、必要な適正な価格の設定ですとか、そういったものはしっかりと肝に銘じて、取り組ませていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(水門義昭君) 小林環境政策部長。 ◎環境政策部長(小林一正君) 失礼しました。先ほどの答弁の補足をさせていただきます。 当初、出来高、最初の年、25%としておりましたところ、2回目では22%としたというようなところですが、実は、お認めいただいた予算の中で、3か年の継続費の割り振りの中で、今の請負額が上がったことで率が、24%が22%というふうに下がったということで、その継続費の予算割に合わせた形で出来高を算定して、変わっているというところでございます。 ○議長(水門義昭君) 田中市長。 ◎市長(田中明君) 私は一言申し上げたいんですけれども、これまでの行政運営として、これは私も常々感じていたことなんですが、私どもが行います行政運営について、常に正しいということは、当然、それを目指してまいりますけれども、今回の事例のような場合であるとか、あるいは、今回、議案提出した中においても当初の対応がやはり少し不十分だったというような事態は、今後も起こり得るということは想定はしております。 ただ、そういった中においても、かたくなにそれが正当であったというような姿勢ではなくて、例えば、議員の皆様、あるいは市民の皆様から御指摘いただきましたことにつきましては、反省すべき点はしっかりと反省して、その後、よりよい市政を運営していく、そういった活力にしていくような市政運営をしてまいりたいというふうに考えておりますので、今回の議第84号につきましても、そういった姿勢を私のほうから示させていただくということで、皆様に御理解いただけたらと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(水門義昭君) 谷村議員。 ◆9番(谷村昭次君) 先ほど小林部長からの答弁の中で、ちょっと答弁漏れがあると思いますけれども。令和5年度の出来高を6割以上とした理由についても説明いただけますか。 ○議長(水門義昭君) 小林環境政策部長。 ◎環境政策部長(小林一正君) 失礼しました。同じく、予算の継続費の年度割に合わせて、パーセントをお示しさせていただいたものでございます。 ○議長(水門義昭君) 谷村議員、5回目で最後になります。 ◆9番(谷村昭次君) 分かりました。 ○議長(水門義昭君) 谷村議員。 ◆9番(谷村昭次君) それでは、最後に聞きますけれども、年度当初の予算の継続費の割りつけについては、我々も議決をさせていただいたわけでありますけれども、そこで、先ほどから環境省という言葉がよく出てきますけれども、補助をいただく相手方の補助を守るために、結果的に、請負者側が予期せぬこういった不調に見舞われる中でやり抜こうと思ったときに、今、市長のほうからも、副市長のほうからも答弁ありましたけれども、ぜひともやれる対応はしっかり協議を重ねてもらう必要が、いずれにしてもあるなということを思っています。 さらに加えますと、敷地造成と本体工事の分離ということでありますけれども、最近の高山市と同じような動きを見ておるところで、私、兵庫県の西脇市と隣の多可町が行政事務組合ということで同じようなことを、9月2日に入札公告、9月29日に入札ということで、敷地造成工事を先行して、分離にされております。 そこの仕様書を少し俯瞰すると、初めから全部、国交省の基準のようなところを見たり、その補助をもう捨てておるのか、その辺の裁量は分かりませんけれども、他の自治体の事例を見たりすると、先ほど来、市長も申されたように、高山市のそうした姿勢が必ずしも正しいというところばかりではないということも、他の自治体の事例から少し俯瞰してみると、痛切に感じるということをお伝えして、終わらせていただきます。 ○議長(水門義昭君) 他に御質疑はございませんか。 中田議員。 ◆23番(中田清介君) いろいろ聞かせていただきました。 市長からも、副市長からも、こういったことがあることは想定しながら、今後も行政運営をやっていきたいというようなことですが、結局は、市民が納得可能な説得力に欠ける答弁を最後までしようとしている。その辺のところは、先ほども出ましたけど、謝るべきところは謝ると。 そして、市の発注の体制の中で、最終的にどこが足りなかったのか。平野部長のところは、全部、原課からになると、うのみにして発注してしまうのか。その辺のことだけ、ちょっと聞かせください。 ○議長(水門義昭君) 平野財務部長。 ◎財務部長(平野善浩君) 今回の案件について御説明申し上げますと、今回の案件は、当然、金額も大きいということで、契約審査委員会の中にも関わった案件でございます。 その中で、本当にこの金額で発注していいのかというような議論であるとか、工期が大丈夫かとか、例えば、公告後の業者のJVの申込み状況はどうであるかというようなことは、随時確認をさせていただいておったところです。 その中では、言い訳と言われてしまうとあれですけれども、私どもが把握している中では、環境省のアドバイスもあり、これが適切だという判断で、そのときは進めておったということでございます。 結果として、私どもの思いがやはり業者の方とずれておるということが判明いたしましたので、そこは早急に直させていただいて、改めて2回目の入札に向けた動きを開始させていただいたようなところです。 こういった大きな案件は特に契約審査委員会にも諮りますので、関係部長とも協議をしながら、しっかり、適切な契約になっているかどうか、入札になっているかどうかということは確認させていただいておるつもりですし、今回の事案も含めましてしっかり振り返りをさせていただいて、今後、このようなことがないように取り組ませていただきたいと思います。 ○議長(水門義昭君) 中田議員。 ◆23番(中田清介君) そのところが大事だと思います。 こういった案件、再契約ができたからよかった。しかしながら、どこに原因があって、どういう対応をこれからするかということがやはり市民に分からないと、また続いていくんだろう。 だから、責任体制の所在ということは、議論の句読点を打つためにも、市長、どこにどういうそごがあったか明らかにしていただいて、その部署にも責任をやはり取っていただくという、そういう体制をこれからも確立していただかないと、ずるずるずるずるということは、こういう問題、後を引きますから、しっかりやってもらいたいというふうに思います。いかがでしょうか。 ○議長(水門義昭君) 田中市長。 ◎市長(田中明君) 当然、案件の内容にもよりますので、一つ一つをしっかりと慎重に判断させていただいて。 今回の事案については、明らかにこのような結果になっているところもございますので、これまでの業者の皆様のお声であるとか、議員の皆さんから御指摘いただいたことなどはしっかりと検証させていただいて、今後の同様な案件についての発注については、しっかりとやらせていただくということは明言させていただきます。 ○議長(水門義昭君) 他に御質疑はございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 本件について、議員間討議の申出はありませんか。 中田議員。 ◆23番(中田清介君) 議員間討議をぜひしていただきたいと思います。 これは今、いろいろな追及はありましたけれども、行政執行に関わる1つの大事な句読点になる問題であり、それから、情報の共有というところをどこまでどういう形で、議会と市民と行政とが行っていくべきかと、この辺のところをやはり確認した上で、結果として認めないなんていうことは言いません。議員間の認識を新たにしたいと、そういうふうに思います。 ○議長(水門義昭君) もう一度、すみません、論点の整理をさせていただきますが、どの辺の部分を議員間討議するべきでしょうか。 中田議員。 ◆23番(中田清介君) 情報の共有です。突然出された契約行為において、足りなかったところがあった。1億円を超える入札金額の是正が第2回になされるなんていうこと自体がおかしいことなので、もう少し配慮をかけた行政運営をすべきです。そのためには、やはりどこまで我々が情報を共有して。委員会制度があるんですから。 今回だって、急遽、こういう立場になれば、質問の制限がかかるわけです。だから、我々の議会議員としての、議会としての責務を全うできない事態に陥ったということは、重大な問題です。 ○議長(水門義昭君) それでは、議員間討議を行いたいと思います。 それでは、議員の皆さんの御意見を伺います。 ただいま申出のありました論点、情報の共有という点で、今回、不適切であったのではないかというような提案もございます。皆様の御意見をいただきたいと思います。 倉田議員。 ◆17番(倉田博之君) 情報の共有という点で、不十分な点はあったと思いますし、公金を扱われるんですから、民間の方々にしっかりとたがをかけるという責務も当然行政のほうにはあることは、これはもちろんの話で、それも大切なことなんですが、その中でのバランス感覚というのが、私、とても大事だというふうに思っています。 その辺のところが、結局、公契約条例の中にしっかりとうたわれてあると思うので、その辺のところをもう一度、市役所の中で、確認のためにも、いろいろ議論をしていただきたいなということを、私は議会から申し添えたら。 もちろん、はっきりそういうことも言われましたが、反省もされてみえますが、議会からもそういうことをひとつ苦慮するべきではないのかなというふうに私は思っております。 ○議長(水門義昭君) 上嶋議員。 ◆19番(上嶋希代子君) 私もこういう建設関係ではあんまり詳しくはないんですけど、実は、やはり情報の共有という点については、本当に十分、私たち議員一人一人が検討して、この場に立てたかどうかということは、すごく私は疑問であり不満です。情報の共有という点では不十分だったということと、そして、ここの場ですと、質問が5回しかできないという制約があります。 契約の大金もありますけれども、本当に業者の皆さんが安心して、市を信頼して、入札に応じ切れるかどうかという点では、きちんとした議論がされるべき場所が必要だというふうに考えましたので、この場でのやはり突然の提案については、議員としては責任が持てるかどうかということの信憑性もありますので、こういうやり方については、私は今後、検討が要るんじゃないかというふうに考えます。 以上です。 ○議長(水門義昭君) 他にございませんか。 岩垣議員。 ◆15番(岩垣和彦君) 今、論点になっておりますけど、当然、市長、副市長も、公契約条例に則した形を今後も取っていただくということを明言されたので、その辺は追ってお願いしたいなというふうに思いますし、情報の共有ということになれば、議会に対してももちろんなんですが、その前提として、やはり事業者の皆さんや市民の皆さんとしっかりとコンタクトを共有しながら、そこが一番だと思いますので。その後に、議会だと思いますから。 そこで問題が生じなければ、議会には問題、出てこないと思いますので、その辺を十分に注意していただきたいなということだけお願いしたいと思います。 ○議長(水門義昭君) 他にございませんか。 橋本議員。
    ◆22番(橋本正彦君) 今回の件につきましては、皆さん、5名の方の御意見等で、もう状況は分かっていただいているのではないかと思いますけれども、要は、理事者側と議会との対応の仕方、全てが同じ情報を共有するということを言うわけではないんですが、必要な部分については、やはり担当者から。 それと、担当の常任委員長という窓口がしっかりとあるんですから、これらについての今後の情報共有、ある意味では御相談をかけるとか、開示する部分については、しっかり開示できるような、そういう話合いがやはり欠けていたというふうに思います。 それと併せて、今、岩垣議員が言われましたように、庁内、行政のこの器の中だけではなしに、やはり対外的な民間の皆さんのお考え、要は業界の話なんですけれども、これらの御意見も常に情報収集、情報把握して、それをいかに行政の仕事、契約行為に結びつけていくかというのが大事なのではないかということを感じさせていただきました。 いずれにしても、田中市長、しっかりと今後、公契約云々、また、いろいろなこれから事業を進めなければいけない状況ですので、それらをぜひ御認識いただいて、事務を進めていただきたいと、そのようなことを感じます。 今回、ごみ処理だけの話で浮き上がってきておりますけれども、各常任委員会の中で、契約行為、それから入札行為、それと設計段階での議会との情報共有の部分が少し欠けていて、常任委員会の中でそれぞれ、少し問題になったようなことが多々ございました。 これらも踏まえて、1回、契約に関わること、事業に関わることについては、いろいろとまた問題なく、議会のほうへ御相談いただくと。情報を提供いただき、御相談をいただくと。 それは、行政の範囲内だから、いろいろあると思います。議会も議会の範囲内でございます。それらについて、今後とも御理解いただきながら、事業運営、行政運営をしていただければ、いかがなものかなと思っております。 ○議長(水門義昭君) 他にございませんか。 小井戸議員。 ◆24番(小井戸真人君) 一連の質疑の中で、今回のこの契約に関する課題というのも明らかになってきたなと。そのことについては、ここにいる皆さんと共有もできたかなというふうに思っています。 情報共有というお話でありましたけれども、やはりこういった議論を進める中で、先ほどから御発言もありますけれども、いかにこういった関係者との信頼を構築していくかということも大前提になろうかというふうに思っておりますので、ぜひ、今後、そういったことに御留意をいただく中で、事業を進めていただきたいということを申し上げておきたいと思います。 ○議長(水門義昭君) 西本議員。 ◆5番(西本泰輝君) 今ほどの質疑の中で、十分、この件については内容が理解されたと思います。 この事業については、新ごみ処理施設のプラント工事を含めた工程では、令和8年度から稼働しなければならないと。これが遅れると、市民生活に多大な迷惑がかかります。これを何とか確保しなければならないという事業です。 私、今の議論を聞いていて思いますのは、こういった巨大事業、市民生活に関わる、これについては、余裕を持って進めていただくということが非常に大事じゃないかと。議会で十分審議をしなければなりません。 その余裕を持つためには、1回目の入札前の1月に環境省へ行かれたということですけれども、さらにその前から行ったりして、過程にはいろいろな課題も問題も起こりますので、そういった余裕も持って、しっかりと事業を進めていただきたい。それをお願いしたいと思っています。 ○議長(水門義昭君) 他の議員、いかがでしょうか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御意見は尽きたようですので、議員間討議を終了します。 ただいまの御意見をまとめますと、公契約条例に則した適正な対応を行っていただくこと、また、民間、市民、事業者の皆さんの意見をしっかりと聞くこと、必要な情報については、議会側と十分に共有を図ることといったことになろうかと存じます。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御異議なしと認めます。 ただいま議題となっております本案については、委員会の付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略し、直ちに採決を行うことに決しました。 それでは、本案について原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 理事者に申し上げます。 本案の執行に当たっては、先ほどの議員間討議における意見に御留意いただきますようお願い申し上げます。 また、市民にとって重要なごみ処理施設の建設でありますから、巨大事業であります。早期の完成に向けて、公契約条例の理念の下に適正な御積算など、御配慮をお願いしたいと思います。  ―――――――――――――――― ○議長(水門義昭君) 休憩します。     午前11時24分休憩   〔議案配付〕  ――――――――○――――――――     午前11時25分再開 ○議長(水門義昭君) 休憩を解いて会議を続行します。  ================ △日程第24 議第65号 教育委員会委員の任命について ○議長(水門義昭君) 日程第24 議第65号 教育委員会委員の任命についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(水門義昭君) 田中市長。   〔市長田中明君登壇〕 ◎市長(田中明君) ただいま議題となりました議第65号 教育委員会委員の任命についてにつきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の定めるところにより御同意をお願いしようとするものでございます。 現在委員であります野崎加世子さんは、本年9月30日をもちましてその任期が満了いたしますので、引き続き委員として任命しようとするものであります。 野崎加世子さんは、高山市片野町3丁目にお住まいの65歳で、所属政党は無所属であります。主な経歴等につきましては、2ページの資料を御覧いただきますようお願い申し上げます。 人格は高潔で、見識も高く、教育委員会委員として適任と存じますので、任命につきまして御同意いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(水門義昭君) 説明は終わりました。 それでは、ただいま説明のありました本案について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案については、原案のとおり同意することに決しました。  ================ △日程第25 議第66号 固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(水門義昭君) 日程第25 議第66号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(水門義昭君) 田中市長。   〔市長田中明君登壇〕 ◎市長(田中明君) ただいま議題となりました議第66号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてにつきましては、地方税法の定めるところにより御同意をお願いしようとするものでございます。 現在委員であります鍋島正子さんは、本年9月30日をもちまして、その任期が満了いたしますので、その後任者として佛坂尚子さんを選任しようとするものであります。 佛坂尚子さんは、高山市下岡本町にお住まいの59歳であります。主な経歴等につきましては、4ページの資料を御覧いただきますようお願いいたします。 温厚なお人柄で、見識も高く、税制にも精通されており、適任者と存じますので、選任につきまして御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水門義昭君) 説明は終わりました。 それでは、ただいま説明のありました議第66号について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  ================ △日程第26 議第67号 人権擁護委員候補者の推薦についてから  日程第40 議第81号 人権擁護委員候補者の推薦についてまで ○議長(水門義昭君) 日程第26 議第67号から日程第40 議第81号 人権擁護委員候補者の推薦についてまでの15件を一括議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(水門義昭君) 田中市長。   〔市長田中明君登壇〕 ◎市長(田中明君) ただいま議題となりました議第67号から議第81号までの人権擁護委員候補者の推薦についてにつきまして御説明申し上げます。 議案つづりの5ページから16ページを御覧ください。 議第67号から議第78号までにつきましては、本年12月31日をもちまして任期が満了いたします人権擁護委員12名を、引き続き人権擁護委員の候補者として推薦することについて、人権擁護委員法の定めるところにより意見を求めるものでございます。 主な経歴等につきましては、20ページから22ページまでの資料を御覧いただきますようお願いいたします。 議第67号につきましては、高山市朝日町黒川にお住まいの石井宗さん、62歳を、議第68号につきましては、高山市奥飛騨温泉郷中尾にお住まいの石本まり子さん、66歳を、議第69号につきましては、高山市下岡本町にお住まいの上休場吉則さん、71歳を、議70号につきましては、高山市天満町5丁目にお住まいの島田昌子さん、68歳を、議第71号につきましては、高山市国府町広瀬町にお住まいの下畑恵美子さん、53歳を、議第72号につきましては、高山市丹生川町町方にお住まいの西野悅子さん、67歳を、議第73号につきましては、高山市荘川町黒谷にお住まいの橋戸宏子さん、64歳を、議第74号につきましては、高山市漆垣内町にお住まいの平岡須美子さん、71歳を、議第75号につきましては、高山市上岡本町5丁目にお住まいの古田眞砂子さん、72歳を、議第76号につきましては、高山市新宮町にお住まいの堀内昇一さん、71歳を、議第77号につきましては、高山市高根町阿多野郷にお住まいの森本喜久男さん、71歳を、議第78号につきましては、高山市清見町三日町にお住まいの柚原こずえさん、62歳を推薦するものでございます。 議案つづりの17ページから19ページを御覧ください。 議第79号から議第81号までにつきましては、本年12月31日をもちまして任期が満了いたします人権擁護委員の後任として、3名の方を人権擁護委員の候補者として推薦することについて、人権擁護委員法の定めるところにより意見を求めるものでございます。 主な経歴等につきましては、22ページの資料を御覧いただきますようお願い申し上げます。 議第79号につきましては、諸屋小夜子さんの後任として、高山市下岡本町にお住まいの近藤俊朗さん、60歳を、議第80号につきましては、長瀬文恵さんの後任として、高山市久々野町無数河にお住まいの船渡千賀子さん、63歳を、議第81号につきましては、三木宣子さんの後任として、高山市一之宮町にお住まいの渡瀬英子さん、63歳を推薦するものでございます。 ただいま御提案させていただきました15名につきましては、温厚にして、人望も厚く、人権擁護委員として適任者と存じますので、推薦方につきまして御意見を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(水門義昭君) 説明は終わりました。 それでは、ただいま説明のありました議第67号から議第81号までの15件について御意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御意見がありませんので、議第67号から議第81号までの15件についてはさよう決しました。  ―――――――――――――――― ○議長(水門義昭君) 休憩します。     午前11時33分休憩   〔議案配付〕  ――――――――○――――――――     午前11時45分再開 ○議長(水門義昭君) 休憩を解いて会議を続行します。  ================ △日程第41 議第64号 副市長の選任について ○議長(水門義昭君) 日程第41 議第64号 副市長の選任についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(水門義昭君) 田中市長。   〔市長田中明君登壇〕 ◎市長(田中明君) ただいま議題となりました議第64号 副市長の選任についてにつきましては、地方自治法の規定により御同意をお願いしようとするものでございます。 現在、副市長であります西倉良介さんは本年9月30日をもちましてその任期が満了いたしますので、引き続き副市長として選任しようとするものであります。 西倉良介さんは、高山市宗猷寺町にお住まいの67歳であります。主な経歴等につきましては2ページの資料に掲載しておりますが、平成22年10月から副市長として3期12年間御就任いただいております。 市長を補佐し、その補助機関の職員の事務を監督する立場として行政に精通し、また、人格は高潔で、見識も高く、副市長として適任と存じますので、選任につきまして御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水門義昭君) 説明は終わりました。 ただいま説明のありました本案について、御質疑はありませんか。 倉田議員。 ◆17番(倉田博之君) 言わずもがななんですけれども、1点だけ、老婆心からちょっと確認をさせてください。 西倉良介氏は本当に行政経験も長くて、独り、副市長の重責もずっと担われてきたということで、まさに適材であろうというふうには思っておるところなんですけれども、ただ、逆に、それだけに、それだけに、前体制の意識というか、潜在意識的なものをずっと引きずられたりなんかすると、田中市長がずっと選挙中から言ってみえたような、踏襲すべきは踏襲をするけれども、変えていくべきところは変えていきたいんだと言ったところのハードルになる部分がもしかしてあったら、それは田中市長に期待してみえる市民の方にも大変な不安を与えることにもなりますので。 もちろん、そういうことももう意識共有して確認してみえるんだと思いますけれども、そのところだけ1点、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(水門義昭君) 田中市長。 ◎市長(田中明君) 今、議員さんが御懸念されている点につきましては、私、9月4日に市長に新しく就任いたしましてから、少なくとも今日まで一緒に、副市長ということで仕事をさせていただきました。 今後の私の市政を運営するに当たって、選挙期間中訴えてきた事柄であるとか、あるいは、先ほどの議論の中にもありましたけれども、今までの行政運営の手法であるとか、そういったことについては、私の考えているようなやり方でやっていきたいということは十分にお話をさせていただいております。 当然、これまでの市政運営にかなり長く携わっておられますので、そういった部分では私は適任であると思っておりますし、今後、私が進めることにつきましても御理解を得た上で、改めて私のほうからお願いをして、今回、同意をいただくような、そんな提案をさせていただくことで申し上げておりますので、そのことにつきましては、改めて申し上げさせていただきます。 ○議長(水門義昭君) 倉田議員。 ◆17番(倉田博之君) 安心をいたしました。 1点、私が今言ったことは、副市長は市長のイエスマンであればいいといったような考え方から言っているわけではないので、その辺のところは御了解をいただきたいと思います。深く安心をいたしました。 ○議長(水門義昭君) 他に御質疑はございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 ただいま説明のありました本案について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  ―――――――――――――――― ○議長(水門義昭君) 休憩します。     午前11時49分休憩   〔議案配付〕  ――――――――○――――――――     午前11時51分再開 ○議長(水門義昭君) 休憩を解いて会議を続行します。  ================ △追加日程 議第85号 副市長の選任について ○議長(水門義昭君) ただいま市長から議第85号 副市長の選任についてが提出されました。 お諮りします。この際、議第85号 副市長の選任についてを日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御異議なしと認めます。よって、議第85号 副市長の選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。 それでは、議第85号 副市長の選任についてを議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(水門義昭君) 田中市長。   〔市長田中明君登壇〕 ◎市長(田中明君) ただいま議題となりました議第85号 副市長の選任についてにつきましては、この議会において高山市副市長定数条例の改正を御決定いただき、副市長の定数は2人となりましたので、新たに副市長として、清水雅博さんを選任することについて、地方自治法の規定により、御同意をお願いするものでございます。 清水雅博さんは、高山市上岡本町7丁目にお住まいの55歳であります。 主な経歴等につきましては、2ページの資料に記載しておりますが、平成2年3月に京都産業大学法学部を卒業され、民間企業を経験後、平成4年4月に高山市役所に就職されて以来、日本貿易振興機構への派遣、東京事務所長、秘書課長など一般職員として、高山市と国内外の橋渡しを担う対外的な職務の経験を重ね、令和3年4月からは飛騨高山プロモーション戦略部長として今日に至っております。 市長を補佐し、国内外における対外的な行政運営に精通し、また、人格は高潔で、見識も高く、副市長として適任と存じますので、選任につきまして御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水門義昭君) 説明は終わりました。 ただいま説明のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、ただいま説明のありました本案について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水門義昭君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  ================ △日程第42 陳情第9号 聴覚障害者用防災ベストの配布についての要望書 ○議長(水門義昭君) 日程第42 陳情第9号 聴覚障害者用防災ベストの配布についての要望書を議題とします。  ――――――――――――――――   (陳情文書は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(水門義昭君) ただいま議題となりました陳情1件につきましては、お手元に配付しました陳情文書表のとおりであります。 これを議長において受理しましたことを報告します。 なお、陳情原本につきましては、事務局において保管しておりますので、随時御覧願いたいと思います。 以上で陳情受理報告を終わります。  ================ ○議長(水門義昭君) この際、市長から発言の申出がありますので、これを許可します。 田中市長。   〔市長田中明君登壇〕 ◎市長(田中明君) 発言のお許しをいただきましたので、令和4年第6回高山市議会定例会が閉会されるに当たり、一言、御挨拶を申し上げます。 去る9月2日に開会されました本定例会におきまして、議員の皆様には、連日にわたり、本会議並びに各委員会を通じて終始熱心な御審議を賜り、今議会に提案上程いたしました条例改正案件を始め、令和3年度一般会計、特別会計並びに企業会計の決算認定、新型コロナウイルス感染症対策関係、原油価格・物価高騰対策関係を主な内容とする一般会計補正予算、また、副市長の選任、教育委員会委員の選任など、それぞれ御決定いただき、誠にありがとうございました。 御決定いただきました議決事項につきましては、適正な実施に努めてまいりますとともに、今回の議会を通じましても、様々な御意見を議員から頂戴しております。そういったことにつきましても、今後、それぞれ調査、あるいは検討、あるいは実現に向けてまいります。 最後に、私が市長に就任して初めての議会でございました。会期中の議員の皆様には、私の思いを述べる場所なども提供していただき、また、会期中の皆様の活動に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げます。 今後とも、議会との連携を図りながら、懸命に日々を過ごしておられる市民の皆様の顔を常に思い浮かべ、着実な一歩を積み重ね、市政を推し進めてまいります。 引き続き御指導賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(水門義昭君) 以上で市長の発言を終わります。  ================ △閉議・閉会 ○議長(水門義昭君) 以上をもちまして、本日の議事日程が全て終了しましたので、本日の会議を閉じ、令和4年第6回高山市議会定例会を閉会します。     午前11時57分閉会==================================== 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         高山市議会 議長  水門義昭               議員  山腰恵一               議員  渡辺甚一...